本日は歯科医師国家試験の合格発表があるとのことです。
以前に卒業式についてブログ投稿した際に、国家試験についても少し触れました。
私の国家試験受験時は、大学6年次の12月に卒業資格者発表があり、卒業資格を頂き、3月の歯科医師国家試験までの期間、受験勉強は各自で学習するという形でした。
その期間は本来は良くないのですが、夜型の生活になってしまい、起床が 昼近くになってしまいました。
とりあえず大学へ行き 学食などで昼食をとり、あいてる講堂や教室・図書館などで学習していました。
ブレイクタイムは自動販売機前で、他の受験生もそこで休憩するので情報交換の場になっていた気がします。
先輩の先生方も そこで休憩することも多く、アドバイスをいただいたりもしました。
大学で学習していますと 何となく友人たちと夕方位には合流していて一緒にいるという具合で、講義や実習の後みたいに 大学付近の定食屋さんなどで一緒に夕食をとり、各自一旦家に戻り また後ほど合流しよう ということが続きました。
ずっと1人で学習するのは、ツラいもので深夜にファストフード店やファミレス店で 友人たちと合流して情報交換や難易度の高い問題についてディスカッションしていました。
まぁ そこにいる全員で、問題集とノートを広げて学習を行うのは、ご迷惑をかけてしまいますので、時々ちょっと本を出して見たり、少しメモする位にするようにしていました。
実のところ、卒業試験に合格した段階で国家試験対策は充分にできているという状態にまで仕上がっていまして、不充分な ( 卒業試験に不合格だった ) 学生は補講→追試を行い、卒業試験に合格した受験生は各自で調整するということだったみたいでした。
それでも、多少の不安はありましたので、繰り返し学習して国家試験の準備をしました。
そういった生活を送っていますと、学習する内容の難易度が徐々に上がっていきます。
そこで、難易度の高い問題を友人たちと合流して取り組んでいた様な気がします。
当時の国家試験は入学試験とは違い、競争ではありませんでしたので、友人同志で教え合うことに抵抗はなく、協力しあいながら乗り切ったのではないかと感じています。
難易度の高い問題で自分は理解していて友人たちの理解が不足していた様な場合は、得意気に解説していたかもしれません。
逆に友人の誰かが ある難易度の高い問題を理解していて、自分たちの理解が不足していた場合は、自分たちが理解するまで、しつこく質問していたと思います。
大学付近で友人たちと夕食をとった後 再び友人たちと合流するまでの間は、休息の時間にあてていたのですが、徐々にその時間も学習にあてるようになってきました。
学習と言っても、基礎的な学習は昼間に大学で行い、後ほど友人たちと合流した時の 難易度の高い問題対策でした。
やはり難易度の高い問題でも友人たちより理解が不足していると感じることは、悔しい気持ちになることもありました。
夕食後に一旦友人たちと わかれる際には『少し休んでから合流するね』とか言っときながら学習している…という具合でした。
国家試験は2日間で午前から開始でしたので、そういった夜型生活は ある程度前から 朝型生活に切り替えなければならない…と わかっていましたが、結局 夜型生活のままだったような気がします。
その期間は国家試験1本の生活でしたので、こういった生活リズムでも乗り越えられましたが、日常生活+何かの取り組み を行うのであれば、生活リズムを崩さぬようにし、体調管理に気をつけなければなりませんね。
院長 俣野