2024.3.1 未分類
卒業式シーズン
卒業式・入学式のシーズンになりますと、晴れ着姿の卒業生・新入生の姿を見かけます。
医学部・歯学部・薬学部 など 医療系の大学は6年制で その多くは6年次の秋頃までは病院実習が主で、それ以降は卒業試験のシーズンとなるのではないでしょうか。
それまでは 病院実習用の診療衣で過ごす生活ですが、病院実習が終わると試験勉強が主の生活が始まります。
私の場合、朝から夕方まで卒業試験や国家試験に向けての講義が2~3日間タイトなスケジュールで行われ、その後 試験日がありました。
そのローテーションを3ヶ月間で20回位行われた合計で 12月末には卒業資格を頂くことができました。
卒業試験の成績はもちろん、病院実習の成績が不足していた場合も、卒業資格はもらえない…ということになります。
卒業資格者は 年明け2月又は3月に行われる国家試験まで各自で学習します。
卒業試験の成績の不足で卒業資格がもらえなかった学生は、国家試験直前までタイトなスケジュールで補講と追試をこなさなければならないとこのとでした。
追試の成績が不足した場合は留年してしまいます。
12月の卒業資格者発表にて、病院実習の成績が不足していた場合は、卒業試験の成績が良かったとしても その段階で留年することが決まってしまった様でした。
後から聞いた話で驚いたのですが、卒業試験の成績は足りていて、病院実習の成績が不足して留年した学生は、次の年 秋頃まで病院実習を行い、卒業試験は免除になるとのことでした。
逆に 病院実習の成績は足りていて、卒業試験追試の成績が不足して留年した学生は、次の年の病院実習は免除になるとのことでした。
卒業試験に合格し、国家試験を受験した後、卒業式がありました。
卒業式当日は 卒業式→学位伝達式→謝恩会 という日程でしたが、国家試験の合格発表前でしたので、卒業式では 100%の晴れやかさではなかったように思います。
今年の春の卒業生・新入生の皆さま
御卒業・御入学おめでとうございます
院長 俣野